「あなたのやりたいことは何ですか?」
こう聞かれて、さっと答えられますか?
では、「あなたがやりたくないことは何ですか?」
こう聞かれると、意外とすぐに答えられませんか?
この記事で紹介する「やりたくないことリスト」は自分の人生の貴重な時間を無駄にしないためのツールです。
仕事でもプライベートでも、「やりたくないこと、本来やらなくて良いこと」をやらないようにすることで、自分の人生の貴重な時間を有意義に使うことができます。
やりたくないことリストを作る方法は簡単です。
この記事では、やりたくないことリストによって生活が大きく変わった私が、そのメリットや注意点、作り方と実際の私の具体例を解説していきます。
リストを作成するメリット

ではまず最初に、リストを作成するメリットを紹介します。
自分の価値観や優先順位を明確にする
やりたくないことには、自分にとって重要でないことや、自分の目標に反することが多く含まれています。
それらをリストに書き出すことで、自分が何を大切にしているのか、何に時間やエネルギーを使いたいのかを見つめ直すことができます。
やりたくないことを減らす方法を探す
やりたくないことには、必要であるが面倒なことや、避けられないが苦痛なこともあります。
それらをリストに書き出すことで、その原因や解決策を考えるきっかけになります。
例えば、やりたくないことを他人に任せる、やり方を変える、やる時間や頻度を調整する、やる前に気分を高める、やった後にご褒美を与えるなどの方法があります。
人間はポジティブ感情よりもネガティブ感情のほうが強く、こうなりたい!という感情よりも、これやりたくない!という感情のほうが、行動を起こす原動力になりやすいです。
やりたいことに集中する
やりたくないことをリストに書き出すことで、それらに対するネガティブな感情やストレスを軽減することができます。
また、やりたくないことを減らすことで、自分のやりたいことにより多くの時間やエネルギーを割くことができます。
やりたいことに集中することで、自分の能力や才能を発揮し、自己実現や幸福感を高めることができます。
リスト作成時の注意点

リストを作る目的を明確にする
やりたくないことリストは、自分の人生をより良くするためのツールです。
リストを作る目的は、自分の価値観や優先順位を見つけること、やりたくないことを減らすこと、やりたいことに集中することです。
自分を責めたり、他人と比べたり、ネガティブになったりすることは避けましょう。
リストを定期的に見直す
リストは、自分の状況や感情によって変わる可能性があります。
例えば、やりたくないことだったことが、やりたいことになったり、その逆になったりすることもあります。
そのため、リストを定期的に見直し、その時の最適なものに更新しましょう。
リストは自分だけのものにする
リストは、自分の感覚や判断に基づいて作るものです。
他人の意見や評価に左右されることはありません。
自分がやりたくないと思うことは、何でもリストに書いて構いません。
ただし、やりたくないことが他人に迷惑をかけたり、法律や倫理に反したりする場合は注意が必要です。
そのような場合は、やりたくない理由の背景や原因を深く掘り下げ、解決策を探すことが大切です。
リストの作り方

では、次に作成方法について説明します。
やりたくないことを思いつくままに書き出す
リストには自分がやりたくないと思うことを、紙でもPCでも構いませんので、まずは思いつくままに書き出します。
大きなことでも小さなことでも関係なく、自分の心に正直に書きます。
書き出すことで、自分のやりたくないことに気づくことができます。
また、書き出すことで自分のやりたくないことに対する感情や、ストレスを発散することができます。
実現するための方法を考える
達成までに時間がかかるものがわかったら、次は実際に、それを達成するにはどうしたらいいのかを横に書きます。
これを書き出すことにより、自分がやりたくないと思っていることをやらずに済むようになるために、自分が今何をすればいいのかが明確にわかるようになります。
実際の具体例(私の実例)

ここからは、私が実際に作成したリストを公開します。
先にも述べた通り、リストは完全にその人個人だけのものです。
それをふまえた上で、こんなくだらないことも書いていいのか!
など、参考にしていただけると幸いです!
- 通勤したくない→在宅勤務ができるスキルを身につける
- 行きたくない飲み会には行かない→即可能
- 美味しくないご飯を食べたくない→即可能
- 間違ってないと思うことで謝りたくない→即可能
- 毎朝アラームをかけたくない→そういう仕事につく
- 太りたくない→即可能、自己管理しっかり
- 価値観の合わない人と一緒にいたくない→即可能
- 自分のやりたいことをバカにする人と一緒にいたくない→即可能
- 通勤で満員電車に乗りたくない→1,5と共通
- 肉体労働をしたくない→1と共通
- 時給や日給の仕事をしたくない→そういう仕事をしないですむ仕事につく
- 買いたいものを我慢したくない→稼ぐしかない
- 皿洗いをしたくない→食洗器を買う
- 時間に縛られたくない→在宅勤務でフリーランス
- セミに遭遇したくない→夏に外で仕事をしないでいいようにする
- 理不尽に怒られたくない→そういう人から離れる
- 自分がいいと思うもの以外買いたくない→即可能
- 嘘をついて生きたくない→即可能
- 掃除をしたくない→難しいが、ルンバなどを購入すれば頻度は減らせる
- 自分の意思に反する外出をしたくない→そういう仕事につく
- お金に困りたくない→稼ぐしかない
- 病気になりたくない→日ごろから健康に注意する
以上が、私が最初に書き出したやりたくないことリストです。
書き出してみると、とにかく家から出たくないということがものすごく伝わるリストになっています。
しかし、それだけ自分の中で重要度が高いということもわかります。
これを書き出したことで、いつまでも動くことができなかったブログに挑戦する決心がつき、動き出すことができました。
また、リストは定期的に見直すことが非常に重要で、新たに追加することや、環境の変化によって嫌ではなくなったものなど、常に自分自身の現状をアップデートし、把握しておくようにしましょう。
まとめ

このようにやりたくないことを可視化することで自分の中での価値観、優先度を明確に把握することができ、一歩踏み出すきっかけになります。
あなたの人生は、誰が何と言おうとあなたのものです。
あなた自身が行動しないと、一生変わることはありません。
今の仕事、職場、人間関係、その不満を抱えたまま生きていくのはものすごくもったいないことだと思いませんか?
ぜひ、このやりたくないことリストを作ることをあなたの人生をよりよくする第一歩にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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