なろう系小説からコミカライズされた作品、「片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」、これがまぁ面白い!
広告で見たことあるけど、面白いの…?
ありきたりそうだし、主人公おじさんでしょ…?
そう思っているそこのあなた!
この記事で私が「片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」の面白さについて、実際に読んでみた感想とネット上の口コミを紹介しますので、読むのを考えている方はぜひ参考にしてみてください!
「片田舎のおっさん、剣聖になる」が面白い!実際に読んだ感想
ではさっそく、1話のあらすじと、実際に読んだ感想を紹介します!
あらすじ
王政国家レベリス王国には、とある噂がある。
大陸に名を轟かせ、歴史に名を連ねる英雄たちの多くが、「ある男」に師事していたことがある、と。
英雄たちは彼のことを「片田舎の剣聖」と呼んでいた…
レベリス王国のとある片田舎にある町道場で剣術を教えている『ベリル・ガーデナント』。
彼も幼少期には騎士や冒険者となり、自らの剣で多くの人々を助けることを夢見ていた。
しかし、自分の実力ではこれが身の丈に合っていると、その夢はとうの昔に諦め、日々道場で過ごしていた。
そんなベリルの前に『アリューシア・シトラス』という1人の少女が現れた。
彼女は以前、ベリルの道場で剣を学んでおり、現在は王国騎士団の団長、剣術指南役を努めている。
自分の教え子の出世を喜んでいるベリルにアリューシアは、「先生を特別指南役として推薦し、この度無事承認されました。」と告げる。
状況が理解できないままアリューシアに連れられ、騎士団の前で挨拶をするベリル。
「ガーデナント氏は私など比にならぬほどの実力者だ。」そう紹介されるが、ベリルは自分にはそんな実力はないと戸惑いを隠せない…
挨拶を終え、街を案内されていると、前から歩いてくる少女に声をかけられる。
『スレナ・リサンデラ』、彼女もベリルの教え子であり、現在は冒険者の中で1番上の「ブラックランク」の冒険者になっていた。
2人と立ち寄った武器屋で、剣の試し切りをすることになったベリル。
彼が剣を振ると、巻き藁は音もなく両断され、切れた藁は落ちることなく下の藁に乗ったままというほどの鋭い切れ味。
しかし、実はこの剣、仕上げ前のなまくらだったのだ…
「健在ですね、片田舎の剣聖は」彼女たちはこう言って彼を見つめていた。
実際に読んだ感想
いやー、裏切られた、裏切られましたベリルさん!
最初読んだとき、「あー、才能のある教え子たちが昔の記憶を美化して、実力以上に持ち上げちゃってるパターンね」そう思ってました!
あなためちゃくちゃすごい人じゃないすかベリル先生!
上に書いたあらすじは1話の内容しか書いてないんだけど、この後も
- 騎士団のムードメーカー『クルニ・クルーシエル』
- 魔法師団の若きエース『フィッセル・ハーベラー』
- プラチナムランク(上から3番目)冒険者『ランドリド』
- 鍛冶屋『バルデル』
など、ベリルの教え子がたくさん登場します!
皆から慕われていて、特に女の子たちはベリルに好意を持っているんだけど、なんていうか全くいやらしさが無いんですよこの作品は!
はたから見たらハーレムなのに、年の差のせいか親子のように見えて、そのやりとりも微笑ましい。
そして何より私的な1番おすすめポイントは「戦闘シーンの丁寧さ」です。
副騎士団長やスレナ、魔法師団長との戦いや、ネームドモンスターとの戦闘など、様々な戦闘シーンが描かれてるけど、どの戦闘も1つ1つの動きや感情、戦術をしっかり説明していて、表現力が凄いの一言に尽きます。
個人的に絵がすごい上手いというよりも、クセが無くて読みやすいです。
正直、最初はありきたりな異世界ファンタジーだと思ってそこまで期待値は高くなかったんですけど、本当にいい意味で裏切られた作品でした!
「片田舎のおっさん、剣聖になる」のネット上の口コミ
続いて、ネット上での口コミを紹介します。
高評価が圧倒的に多かったですが、一部低評価の口コミもありましたので、そちらも参考にしてみてください!
戦闘シーンがすごく丁寧
作画はクセがなく、万人が読みやすいと思えるような画風だと思います。
ただ、戦闘シーンが凄く丁寧に描かれています。
対人戦闘もモンスターとの戦闘も、剣術や感情を1つ1つ丁寧に解説していて、読んでいてとても入り込めました。
ですよね!!
さくっと適当に終わる戦闘シーンがなくて、どの戦闘も見ごたえ抜群ですよね!
主人公がイケオジすぎる!
なにこのイケオジ…
自分の実力を見せびらかすこともなく、俺つえーするわけでもなく、めちゃくちゃ謙虚でそれでいて部下は全力で守る…
普段のおっとり感と、剣を構えた時の静かな迫力…最高です。
こんな上司が欲しいです…
全く毒気が無いですよね!
本当に自分の実力に気づいてないだけなんでしょうか…?
ギャップ、やられますよね…
原作を超えてる!
もちろん原作ありきというリスペクトは踏まえたうえで、漫画のほうが圧倒的に面白いと感じました。
主人公の感じも、小説とは若干違った感じに受け取れました。
作画が綺麗なので、戦闘シーンや登場人物含め、漫画家さんの画力、表現力に感服です。
そうなんですね…!
自分は漫画しか読んでいなかったので非常に参考になる口コミでした!
気になる方は小説も読んでみてもまた面白いかもですね!
ハーレムのはずが全然いやらしさを感じないのが凄い
登場人物の比率が女の子多めで、しかもその子たちが主人公に好意を持っている…
ここだけ聞くと、よくあるハーレム物か…と嫌悪感を持つ方もいるかもしれないですけど、なぜか全くいやらしさを感じません!
年の差があるせいなのか、お父さんを慕っている娘たち、みたいな感覚なのかな?
わかります!
だから余計な雑念とかなく、ストーリーや戦闘に集中できてめちゃくちゃ読みやすいですよね!
ありきたり
THE、ありきたりな異世界もの。
つまらなくはないけど、とくにこれと言っておすすめできる点はないかな。
そうですか…
自分はありきたりだろうが凄く面白く感じました!
結局女ばっかのよくあるやつ
登場人物の女の多さに嫌気がさして読むの辞めた。
まぁこういう系はどうしても女キャラ出したほうがウケがいいのはわかるが。
んー、人それぞれですけど、もったいない!
読み進めたらそんなの気にならないくらい面白いはずなのに…!
まとめ
以上、「片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」を読んだ感想と、ネット上の口コミを紹介させていただきました!
もう1度言わせていただきますが、「めちゃくちゃ面白い!」です!
クセがなく読みやすい絵と、王道ファンタジーながら、主人公がくたびれたおじさんで、通常時と戦闘時のギャップにやられます!
また、戦闘シーンがこれでもかというくらい丁寧に描かれているので、あっけなく終わる戦いや、無理やり終わらせた感のある戦いがありません。
もし、異世界ファンタジー系や、バトル系の漫画をお探しの方がいれば、ぜひおすすめできる漫画です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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