野球少年ならだれもが1度は夢見たことがあるであろうプロ野球選手。
落合博満(ドラフト3位)、イチロー(ドラフト4位)工藤公康(ドラフト6位)
彼らはその年のドラフトの目玉ではない選手で、誰も新人王を獲得していない。
しかし、ふたを開けてみると、その年のドラフトのキングは間違いなく彼らだったであろうと言われる。
今回紹介する漫画「ドラフトキング」はプロ野球の「スカウトマン」に焦点を当てた新視点の野球漫画です。
けど、スカウトマンに焦点を当てた漫画って面白いの…?
なんか地味じゃない…?
この記事では、こういった疑問を持って、まだドラフトキングを読んだことが無い人、読もうか迷っている人に向けて、ドラフトキングが面白いのか、実際に読んでみた感想とネットの口コミなどを紹介します!
ぜひ参考にしてみてください!
ドラフトキングって面白いの?読んだ感想
結論から言わせていただきましょう。
「とんっでもなく面白い」です!
まず、冒頭でも述べましたが、数多くある野球漫画の中でプロ野球のスカウトマンに焦点を当てている漫画はこのドラフトキングが初めてです。
高校、大学、社会人、独立リーグ、様々な環境からプロ野球選手を目指す選手たちと、その能力を見極め指名するスカウトマン達のやり取りや、ドラフト会議の裏側など、この漫画でしか読めない内容が盛りだくさんの唯一無二の漫画です!
私も、甲子園や大学野球で活躍した選手がその年のドラフトにかからず指名漏れをしているのを見て、なんでだろう?と思ってきたことが多々ありました。
その疑問がこの漫画を読んで解決しました。
プロ野球のスカウトマンが選手のどういった能力を見ているのか、どういった伸びしろを見抜いているのか、逆にどこがプロ野球選手になるうえで致命的な欠点なのか。
そういったところが細かく、詳しく描かれています。
ドラフトで指名され、なおかつその後プロ野球で活躍することがどれほど難しいことなのか。
そして私が一番驚いたのは、本来守っているポジションではないところの適正まで見抜いて指名するプロのスカウトマンの選手を見る目…
登場している球団も、それとなーく実在している球団に寄せていて想像しやすいし、育成制度についての賛否などスカウトマンと選手の関係性の大切さがよくわかります!
もともと私が野球経験者ということもあり、甲子園やプロ野球を見るのが大好きでしたが、この漫画を読んで毎年のドラフト会議を見るのがめちゃくちゃ楽しみになりました!
ドラフトキングの口コミ
続いて、ドラフトキングを読んだ読者のネット上での口コミをいくつか紹介します!
スカウトマンの凄さ、重要性がわかる漫画
プロ野球で強い球団になるには選手の活躍はもちろん、こういった裏方の力が大きいんだなと改めて実感できます。
- 選手本人だけでなく、自分の球団の上層部の説得
- 他球団スカウトとの駆け引き
- 選手が所属するチームの監督、選手の家族など様々なところとの調整や説得
こういった様々な過程を経てようやくドラフト指名にいたるんだなということがわかります。
「強い球団の裏に優秀なスカウト有り」です!
野球の見方が変わった!
今まで甲子園やプロ野球を漠然と見ていたけど、ドラフト会議を見るのが楽しみになりました!
甲子園で活躍した選手や、指名漏れした選手が大学、社会人を経て数年後のドラフト会議で指名されているのを見た時には、この漫画を思い出しますし、あえてプロ野球に進まないなんて選択肢があるんだなということも初めて知りました。
もしプロ野球の球団に推し球団がある方は、
- うちは今左腕投手不足だからこの選手が欲しいな…
- 右の長距離砲が欲しいからこの子を獲って欲しいな…
- 代走の切り札、走塁のスペシャリストが必要だ…!
というように、ちょっと専門的な目で甲子園や社会人野球の選手を見るようになりました!w
リアルすぎる野球漫画
近年、大谷翔平選手や2023年のWBC優勝を筆頭に、現実世界の野球が野球漫画を超えるようなドラマ、成績を残すケースが珍しくなくなってきました。
もちろん、科学的な練習機材の導入や新しい練習方法、バットやスパイクなどの道具の進化、投球フォームや打撃フォームの最適化など、様々な要因は考えられますが、今後もどんどん技術は進化していくことが予想されます。
そんな中、このドラフトキングはめちゃくちゃリアルな野球漫画です。
もはや漫画というよりノンフィクションなのでは?と思えるほどのストーリーで、なおかつめちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまいます!
とりあえず1回読んでみて!
正直、絵があまり好きじゃなくて読まず嫌いしていました…
でも、広告で流れてたストーリーが気になって読んでみたところ面白すぎて気が付いたら最新話まで一気に読み進めていました!
賛否が分かれる画風だとは思いますが、それが理由で読むのを迷っている方がもしいたら絶対読んでみてください!
面白すぎて読まなきゃもったいないです!
まとめ
以上、ドラフトキングは面白いのか、読んだ感想と口コミを紹介させていただきました。
もう1度結論を言わせていただくと、「めちゃくちゃ面白い」です!
プロ野球のスカウトマンに焦点を当てるという斬新な視点の漫画であり、高校、大学、社会人、独立リーグなどドラフト対象の野球人すべての人に刺さる漫画であること間違いなしです。
プロ野球選手を目指すすべての野球人に明るい未来が待っているわけではないことは誰しもがわかっている事でしょうが、晴れてプロ野球選手になれたとしても、あくまでもそこはスタートラインに立ったにすぎず、本当の戦いはそこからである、ということもよくわかる漫画になっています。
また、能力はあってもチーム事情によって支配下指名ができなかったり戦力外になったりすることもあるんだなぁと知らないプロ野球の裏側を知ることができてより一層野球を見るのが楽しくなります!
野球が好きな人はもちろん、あまり野球を見たことが無かったけど面白く読めた!という口コミも見られましたし、まだ読んだことがない、読むのを迷っているという方はぜひ読んでみてください!
きっとあなたも今年のドラフト会議を見る目が変わっていると思います!
漫画だけでなく、ムロツヨシさん主演で実写ドラマ化もされていますので、興味があるかたはそちらもぜひ見てみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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